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kaede(カエデ)@新宿071101

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 すごいものに出会った。
 
 もしkaedeのストリートにあなたが行き会ったなら、三十分、そこに留まることをオススメする。けして損はしない。いやむしろ、その出会いはあなたにとって、いくばくかのプラスになると信じるからだ――

 などと雑誌記事風に書き出してみる(・_・)ゞ
 以前、このブログへのコメントで「この人のライブも撮ってみて」とリクエストがあったのが、このkaedeさんである。先日、新宿へ行く用事があったので、小雨模様の中だったが念のためJR南口方面へ足を運んだところ、出会うことが出来た。女性ソロシンガー。avexからメジャー・デビュー済みだそうですが、週に3~4日は路上で唄っているというストリート好き、というかライブ好きというか唄うの大好きというか。
 最初のセットはじっくり聴く。
 
 すごいものに出会った。
 
 これは記事風に書いているわけではない。そう感じたことは事実だ。ストリートでこんなミュージシャン、シンガーに出会えることはそうはないだろう。とにかく、徹底的に、このひとは歌が好きなのだ。唄うことが大好きで大好きで、たまらないのだ。それが全身から伝わってくる。唄声に込められた全霊が伝えてくる。
 地面にボードを敷いた上にタンバリンを載せ、それを自分の足で踏み鳴らす。そんな工夫も、「好き」から生まれてくるのだろう。
 唄声の力強さは、アンプなどいらないのではないかと思えるほど。それでいて、怒鳴り散らすような声の荒さはない。それはどこまでも『唄声』だった。感情もなにもなくただ声を上げているのではなく、しっとりと感情が乗った、強い強い『唄声』だった。
 そこにいない何者かに捧げられる、供物としての『歌』だった。
“歌姫”などという生やさしいものではない。 
 このひとは“巫女”なのだ。
 原初の、神なるものに捧げられた、供物としての「歌」。それを、無意識のうちに再現しているひとなのだ。
 
 と書いているが、唄う曲の中身が、宗教ちっくだとかそういうことではない。そこは、普通の女の子の恋心とか、そんな感じの、ぶっちゃけた言い方をすれば「ありていな」テーマであって、むしろ俺としては苦手とするところであったりする。今更そういう年齢じゃないんで(・_・)ゞ すんまそん。
 ところが、『唄声』の力が俺を捉えて離さなかった。表層的な詩の意味、言葉の意味など通り越したところから、『唄声』が手を伸ばしてくるのだ。
 その力が、とても強い。
 
 彼女はまだ、自分が“巫女”だとは知らないだろう。そしてそのことを自覚した瞬間、“巫女”としての力強さは彼女から失われることだろう。
“巫女”は無垢であるが故に“巫女”たりえる。
 ただただ、「歌が好き」であればいい。彼女はそれでやっていけるし、生きていけるだろう。
 それは、我々凡人への救いでもある。
 ひたすら「好き」だという純粋さだけで、人が、神なる領域に少し近づけるのだということを、彼女が証明してくれているからだ。
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by plummet | 2007-11-03 04:19 | [Ph]Street Live  

kaede(カエデ)

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 avexよりメジャーデビュー済み。しかしながら、週に3~4日ペースで精力的にストリートライブを行う、ストリート発女性ソロシンガー。

中学時代から詩を書きため、高校に入りバンドを結成。
“歌うこと”に自分の存在意義を強く感じ、地元京都・奈良でストリートライブを中心に活動を始める。
2006年、「泣かないで」がJR九州夏のCMソングに抜擢されたことがきっかけで、同年7月cutting edgeより「ランドマーク」をリリース。

 
 マイクが無用なほどのパワフルな唄声。しかしその声はけしてただ大きいだけではなく、やわらかなものでパンパンに張りつめている。たぶんその中身は、『歌が好き』というごく単純な気持ちなのだろう。膨らんだ風船から漂い出るメロディが、道行く人の足を止めさせる。
 
 しかしながら、深刻なところはまるで感じさせず、京都生まれの“関西人”的キャラクターが曲間のMCでいかんなく発揮される。行き当たりばったりだが軽妙なトークは、一度足を止めた人の足を釘付けにする楽しさがある。
 メジャー・アーティストという雰囲気を漂わせない、親しみやすいシンガー。横浜桜木町、新宿といった辺りで路上ライブ活動中。
 
 
■ 公式サイト
:::kaede:::official website(PC版)
Kaede -official mobile site-(ケータイ版)


■本人ブログ
kaedeポコポコミピョコポコ☆
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by plummet | 2007-11-03 03:54 | [Ph]Artists