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マユラハルリ@錦糸町071102

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 普通ならどこも撤収を始めるような時間帯に、「これからスタート」というマユラハルリさんを発見する。スケジュール的には確かに金曜日の夜ということだったんだけど、時間が遅かったのでダメかなぁと思いつつ見に行ってみたのだけども。
 最初に見た頃にはCASIOのスピーカー付電池式キーボード(いわゆるカシオトーン)でやってたのが、前回見かけた時からKORGのシンセ(当然スピーカーなし)でやるようになったみたいです。
 その前回には「電源どうしてんだろう」ということには気付かなかったんですが、今回は、行き会った時にファン(?)の方が「手作り電源ボックス」を製作中でした。路上で。前回もそうだったのだろーか。今回は改造中?
 三十分以上かかったかもしれませんが、ともあれ、単三乾電池十本でキーボード本体とスピーカー(卓上型の小さい奴)を駆動させる手作り電源ボックスが出来上がりました。いやー、なんかすげぇ。
 その後、小一時間ほどは路上ライブが行えました。
 
 
 
 マユラハルリは、ギャラリーの動きに敏感に反応する。なにかの動きに目が反応する。
 まるで猫科の動物のように。
 けれどそれは、大きなケモノのように鋭い、戦うための目ではないように思える。
 より小さな動物の目。
 そんな気がする。
 なぜそう思うのかといえば、それは、
 俺も、周囲のそんな動きに、同じように反応してしまうからだ。


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 しかしアレだ、そういう衣装の時には着替えとか防寒用のショールとかパレオみたいなの考えた方がいいと思います(・ω・`*)ゞ テレテレ
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by plummet | 2007-11-05 00:28  

ハルナリアパーク@錦糸町071102

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 金曜夜の錦糸町をさまようワンダリング・ストリート・ミュージシャン(嘘)『harunarearpark』。北口の一角からさまよい出て、とあるポジションに落ち着いたようです。別の某バンドの定位置とかぶってるのは、やっぱなんらかのやりやすさみたいなことがあるからだろうか。
 
 この日のハルナリアパークは3ステージ。十一月の寒い夜のこと、通行人の足を止めるのは困難かと思われましたがあに図らんや、これまでのワンダリング中(警官に目ぇつけられたっぽくて遍歴してた)よりも成績は良かったような感じがします。俺以外にも3ステージ通しの客が二人ばかりいましたし。
 やさぐれた音楽性は、万人受けはしないけれども、ハマる人にはものの見事にハマるのだ、ということでしょうか。こういう方向性でやるのに必要なのは、とにかく続けることでしょうかねぇ。継続は力なり。
 
 自分としても3ステージを通して聴き、改めてこのバンドの“やさぐれサウンド”に参っちまいました。
 タテノリではなく前後ノリ。この微妙な表現が伝わるかどうか分かりませんがw 首が前後に揺られるような感じです。
 R&B、と分類するしかないとは思いますが、その中でも、ダークなロックテイストが強いかな、という音楽。あくまでもロックで、ポップなテイストはほとんど感じられません。ビートはうねりにうねってねじれそうな。個人的に気に入ったのはベースラインです。ベースそのものが好きというのもあるんですが、通奏低音的に全体の底を支えるような演奏ではなく、メロディの裏を取ってビートを主導するような、主張の強いベース。こういうのは大好きです。
 主張という言い方をすると、このバンドの場合、楽器それぞれの主張がすごく強いです。ボーカルのバックスに甘んじるのではなく、ボーカルと並び立って『音楽そのもの』をリードしようという勢いがパーカッション(ボンゴ)、ギターという他の楽器にもある。そしてその中にあっては、ボーカルも「1つの楽器」として取り込まれ、アンサンブルの1構成要素となるわけです。
 それを可能にしているのは、ボーカル・ハルナさんの唄声の『表情の多彩さ』でしょう。役者が演技力によってまったく別種の人間を演じ分けるのに似て、声の出し方、歌い方などによって、色の違う曲ごとに、違う色の声を乗せる。誤解を恐れずに言えば『声に化粧が出来る』ということ。
 こういうことが出来るのはKOTOKO(メジャー・アーティスト。女性シンガー)くらいと思ってましたが、ハルナさんの唄声にもそれに似た印象を持った次第です。
 
 惜しむらくは、アンプ等の機材があまり重厚ではないため、バンドの持つこういうパワフルさがストリートで十全に発揮されるような状況にないことでしょうか。思い切ってもっとラウドなセッティングにしてやってみてもらいたい、というかそういうラウドなサウンドで味わいたいバンドです。


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 こういう逆光大好き。←なんかカメラマンとして間違ってる
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by plummet | 2007-11-05 00:15 | [Ph]Street Live  

kaede(カエデ)@新宿071101

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 すごいものに出会った。
 
 もしkaedeのストリートにあなたが行き会ったなら、三十分、そこに留まることをオススメする。けして損はしない。いやむしろ、その出会いはあなたにとって、いくばくかのプラスになると信じるからだ――

 などと雑誌記事風に書き出してみる(・_・)ゞ
 以前、このブログへのコメントで「この人のライブも撮ってみて」とリクエストがあったのが、このkaedeさんである。先日、新宿へ行く用事があったので、小雨模様の中だったが念のためJR南口方面へ足を運んだところ、出会うことが出来た。女性ソロシンガー。avexからメジャー・デビュー済みだそうですが、週に3~4日は路上で唄っているというストリート好き、というかライブ好きというか唄うの大好きというか。
 最初のセットはじっくり聴く。
 
 すごいものに出会った。
 
 これは記事風に書いているわけではない。そう感じたことは事実だ。ストリートでこんなミュージシャン、シンガーに出会えることはそうはないだろう。とにかく、徹底的に、このひとは歌が好きなのだ。唄うことが大好きで大好きで、たまらないのだ。それが全身から伝わってくる。唄声に込められた全霊が伝えてくる。
 地面にボードを敷いた上にタンバリンを載せ、それを自分の足で踏み鳴らす。そんな工夫も、「好き」から生まれてくるのだろう。
 唄声の力強さは、アンプなどいらないのではないかと思えるほど。それでいて、怒鳴り散らすような声の荒さはない。それはどこまでも『唄声』だった。感情もなにもなくただ声を上げているのではなく、しっとりと感情が乗った、強い強い『唄声』だった。
 そこにいない何者かに捧げられる、供物としての『歌』だった。
“歌姫”などという生やさしいものではない。 
 このひとは“巫女”なのだ。
 原初の、神なるものに捧げられた、供物としての「歌」。それを、無意識のうちに再現しているひとなのだ。
 
 と書いているが、唄う曲の中身が、宗教ちっくだとかそういうことではない。そこは、普通の女の子の恋心とか、そんな感じの、ぶっちゃけた言い方をすれば「ありていな」テーマであって、むしろ俺としては苦手とするところであったりする。今更そういう年齢じゃないんで(・_・)ゞ すんまそん。
 ところが、『唄声』の力が俺を捉えて離さなかった。表層的な詩の意味、言葉の意味など通り越したところから、『唄声』が手を伸ばしてくるのだ。
 その力が、とても強い。
 
 彼女はまだ、自分が“巫女”だとは知らないだろう。そしてそのことを自覚した瞬間、“巫女”としての力強さは彼女から失われることだろう。
“巫女”は無垢であるが故に“巫女”たりえる。
 ただただ、「歌が好き」であればいい。彼女はそれでやっていけるし、生きていけるだろう。
 それは、我々凡人への救いでもある。
 ひたすら「好き」だという純粋さだけで、人が、神なる領域に少し近づけるのだということを、彼女が証明してくれているからだ。
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by plummet | 2007-11-03 04:19 | [Ph]Street Live  

kaede(カエデ)

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 avexよりメジャーデビュー済み。しかしながら、週に3~4日ペースで精力的にストリートライブを行う、ストリート発女性ソロシンガー。

中学時代から詩を書きため、高校に入りバンドを結成。
“歌うこと”に自分の存在意義を強く感じ、地元京都・奈良でストリートライブを中心に活動を始める。
2006年、「泣かないで」がJR九州夏のCMソングに抜擢されたことがきっかけで、同年7月cutting edgeより「ランドマーク」をリリース。

 
 マイクが無用なほどのパワフルな唄声。しかしその声はけしてただ大きいだけではなく、やわらかなものでパンパンに張りつめている。たぶんその中身は、『歌が好き』というごく単純な気持ちなのだろう。膨らんだ風船から漂い出るメロディが、道行く人の足を止めさせる。
 
 しかしながら、深刻なところはまるで感じさせず、京都生まれの“関西人”的キャラクターが曲間のMCでいかんなく発揮される。行き当たりばったりだが軽妙なトークは、一度足を止めた人の足を釘付けにする楽しさがある。
 メジャー・アーティストという雰囲気を漂わせない、親しみやすいシンガー。横浜桜木町、新宿といった辺りで路上ライブ活動中。
 
 
■ 公式サイト
:::kaede:::official website(PC版)
Kaede -official mobile site-(ケータイ版)


■本人ブログ
kaedeポコポコミピョコポコ☆
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by plummet | 2007-11-03 03:54 | [Ph]Artists